私は整形を担当し始め1年のOTです.今回は「機能解剖・触診セミナー」研修会に参加させて頂き誠に有難うございました.今回の研修会を知り,私は正直「待ってました!」とすぐ申込みました.何故なら,基礎セミナー等の参加によりハンドセラピィの知識は随分向上し,治療target(point)を徐々に把握できるようになったと感じる反面,治療技術の不足を感じていました.それを補う為,本を見たり,PTに教示してもらいながら(そんな時は同期でもちょっと肩身が狭い)学んでいましたが,それでも曖昧で不確実な部分も多く,徒手・運動療法の基本となる触診すら正確にできているのかとても不安だったのです.今までOTが中心となり主催された整形系の実技研修を知らずにおり,PT主催の研修に参加しても「手,手指」の部分がない,偏りすぎOTとして求めるものとの差異を感じ,心から満足できるものではありませんでした.そうこうしながら,他OTはどうして,どのように治療技術を磨いているのだろうと疑問に感じていたのです.今回「肩・肘・手・手指」と解剖と運動学の知識を整理してから,骨・筋・靭帯について確実に一つずつ練習できたことは小さな自信につながりました.そして,何故その骨・筋・靭帯を触診する必要があるのか,治療根拠を明確にすることもでき,実際翌日からの臨床に生かせています.次回も「動かす」等,臨床に直結する実技講習を更に期待したいです.
また,この研修会が認定ハンドセラピスト養成の階層型の必須研修であることもありがたいと思っています.私は今まで興味ある研修会にランダムに申し込み,当選していたものに参加していたので,知識や技術にムラがあり,それらが混沌としていると感じていました.その為,基礎から応用,マクロ的なことからミクロ的なことと,穴なく確実に学んでいけることに安心します.また,今後OTの存在意義をもっと社会に認識させていく為にも,臨床と研究と教育がバランスよくなされていないといけないと思います.普段そう思いながら全然できていないので,専門職という自覚をもち,認定ハンドセラピストを目指すことで,臨床と研究,教育をバランスよく着実に学んでいきたいと思っております.
最後に研修会を企画・運営・指導頂きました先生方に厚く御礼を申し上げます.今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます. |