平成16年1月24日、東京の酒井医療株式会社において日本ハンドセラピィ学会主催の「手の評価セミナー: Evaluation & assessment for Hand Therapy 」が開催されました。会場は、講師の先生方と3倍を越える応募の中、幸運にも参加できた70余名の理学療法士・作業療法士で隙間無く埋め尽くされていました。
セミナーは「正確な評価なくして治療の実施はあり得ません!」という椎名喜美子先生の総論から始まり、「観察・面接のポイント、 ROM ・ MMT ・知覚・上肢手指機能検査・ ADL の各検査」についての講義が続きました。各講師の先生は、“検査・測定の目的を理解し、正確な検査・測定を実施した中で、何でそういう結果になったのか、その結果患者さんがどのように困っているか仮説を立て、それを検証し、治療へつなげる作業・・つまり「評価」がいかに重要か”ということを症例も交えて丁寧に説明して下さいました。自分の担当症例と重ねながら聴講していく中で、今までに教科書や研修で得てきた知識が一気に整理され、セミナーを終える頃には頭の中がすっきりとしている自分に驚きました。会場からは質問が相次ぎ、教科書には載っていない細かな疑問を解決する場にもなりました。
ハンドセラピィのセミナーでしたが、「評価がいかに重要か」という内容は領域問わずリハビリテーション全般で活かせると確信しております。第2回の開催を切願するとともに、皆様の御参加を是非ともお勧めいたします。 |