HOME | E-mail 

 
 

手の評価セミナー:Evaluation & Assessment for hand therapy

金沢大学附属病院(石川)

作業療法士  堀江 翔

 今回私は、2009年9月4、5日の2日間に渡り、星城大学にて開催された「基礎研修会 機能解剖・触診セミナー」に参加しました。昨年の「基礎コースin大阪」に続いての参加となり、前回にも増した豊富な内容に驚きました。
私自身、OTとしては3年目となり、手の外科領域の患者様を担当する頻度も少しずつ増えるにつれ、解剖の知識の少なさや触診技術の未熟さを感じることも多くなってきました。また参考書等で知識を得ても、実際の患者様で起こっている現象と結びつけられないまま、といったこともしばしばありました。
今回の研修会では肩から手指にかけての機能解剖・触診技術を、講師の先生方の臨床経験を交えながら講義していただきました。各関節の靭帯などまだ覚えきれていない部分も多く、どういった肢位にすれば緊張が高まるかまで教えていただきましたが、正直なところついていけない部分も多い状態でした。しかし実技の場面では講師の先生方が身近で直接指導してくださるので、分かりにくい部分もすぐに質問することができ、難しい部位も分かりやすい指導により触診することが可能になりました。
また実技を通して他の病院のセラピストの方とも、講義の内容を質問しあいながら、交流を深めることができました。加えて研修会後の懇親会では講師の先生方と、臨床経験や今後の研究についてなどのお話をすることができ、非常に有意義な時間となりました。
今回のセミナーで得た知識、技術を早く身につけ、患者様に還元していけるように日々研鑽を積んでいこうと思っています。最後に講師の先生方、また運営スタッフの皆様方にお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。


亀田クリニック

作業療法士  大瀬 律子

 私は整形を担当し始め1年のOTです.今回は「機能解剖・触診セミナー」研修会に参加させて頂き誠に有難うございました.今回の研修会を知り,私は正直「待ってました!」とすぐ申込みました.何故なら,基礎セミナー等の参加によりハンドセラピィの知識は随分向上し,治療target(point)を徐々に把握できるようになったと感じる反面,治療技術の不足を感じていました.それを補う為,本を見たり,PTに教示してもらいながら(そんな時は同期でもちょっと肩身が狭い)学んでいましたが,それでも曖昧で不確実な部分も多く,徒手・運動療法の基本となる触診すら正確にできているのかとても不安だったのです.今までOTが中心となり主催された整形系の実技研修を知らずにおり,PT主催の研修に参加しても「手,手指」の部分がない,偏りすぎOTとして求めるものとの差異を感じ,心から満足できるものではありませんでした.そうこうしながら,他OTはどうして,どのように治療技術を磨いているのだろうと疑問に感じていたのです.今回「肩・肘・手・手指」と解剖と運動学の知識を整理してから,骨・筋・靭帯について確実に一つずつ練習できたことは小さな自信につながりました.そして,何故その骨・筋・靭帯を触診する必要があるのか,治療根拠を明確にすることもでき,実際翌日からの臨床に生かせています.次回も「動かす」等,臨床に直結する実技講習を更に期待したいです.

 また,この研修会が認定ハンドセラピスト養成の階層型の必須研修であることもありがたいと思っています.私は今まで興味ある研修会にランダムに申し込み,当選していたものに参加していたので,知識や技術にムラがあり,それらが混沌としていると感じていました.その為,基礎から応用,マクロ的なことからミクロ的なことと,穴なく確実に学んでいけることに安心します.また,今後OTの存在意義をもっと社会に認識させていく為にも,臨床と研究と教育がバランスよくなされていないといけないと思います.普段そう思いながら全然できていないので,専門職という自覚をもち,認定ハンドセラピストを目指すことで,臨床と研究,教育をバランスよく着実に学んでいきたいと思っております.

最後に研修会を企画・運営・指導頂きました先生方に厚く御礼を申し上げます.今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます.

安城更生病院(愛知)

作業療法士  後藤 美絵

 今回、私は2009年9月4・5日に愛知県で行なわれた「機能解剖・触診セミナー」に参加しました。私は作業療法士になりハンドセラピィに携って2年目と経験は浅いですが、臨床で機能解剖や触診技術を必要とされてきました。触診の参考書を購入し勉強を進めていましたが、写真や解説のみでは分からないこともあり、なかなか臨床に生かすことができませんでした。そのため今回のセミナーに参加し、基礎コースで学んだ解剖の知識の復習と共に触診技術を学び、日々の疑問を解決できるのではと思い参加しました。
 セミナーでは肩・肘・前腕・手関節・手指の各部位に分け、機能解剖の講義を行なった後にペアを組み実際に触診を行ないました。先生方の触診を見ることができたため、触診のコツもつかみやすくとても分かりやすかったです。しかし見るのと実際に行なうのにはやはり差があり、自分たちで行なってみるとうまくい かないことも多々ありました。そのようなときにはその場で講師の先生方に質問し、アドバイスをいただけたので疑問を残すことなく取り組むことができました。
 その後の懇親会では他病院の先生方と意見交換や知り合うことができ、こんなにもハンドセラピストがいることに驚き、またよい刺激となりました。
 今回のセミナーで学んだことは臨床で活かせることが多く、繰り返し行なうことで自分の技術として定着できるよう日々努力してこうと思います。最後にこのような機会を与えてくださった講師の先生方を始め、スタッフの皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 


 

学会概要 | 入会案内 |

学会会則/組織図

| 役員 | 学術集会 | 研修会 | 書籍販売 | リンク

COPYRIGHT© 2003-2004 Japan Hand Therapy Society. All Rights Reserved.