基礎研修会「評価セミナー」
聖マリアンナ医科大学病院(神奈川) 作業療法士 畑中康志
    平成23年1月15日、16日の2日間、慶応義塾大学病院にて、日本ハンドセラピィ学会主催の認定ハンドセラピスト制度養成講座、基礎研修会「手の評価セミナー」に参加させていただきました。講義はそれぞれのテーマごとに基礎から分かりやすい内容であり臨床経験3年目である私にとって大変有意義な講義でありました。日々臨床で行っている評価の重要性を再確認すると同時に、臨床での自分の評価の不十分さが浮き彫りにされました。痛感いたしました。特に、「面接」と「ADL、QOL」の評価においては、日々患者さんの手の使い方をよく観察し、左右を比較することや、ADL、QOLを具体的に評価することが不十分であったことを痛感しました。今後、ROM、筋力、感覚機能等の改善が患者さんのADL、QOLの向上にどのような影響を与えているのかを詳細に評価していかなければならないと強く思いました。
また、講義後の懇親会では、全国の作業療法士の方々と交流することが出来、臨床、研究へのモチベーションの向上に繋がりました。今後もお互い刺激しあい共に成長していきたいと思います。
今回のような基礎セミナーは、私のような臨床経験や知識が浅いセラピストにとって、評価の意義や手順を整理し、それをより深めることが出来る非常に良い場であると実感いたしました。今後も、認定ハンドセラピストを目指し知識、技術を高めるため講習会、学会等に積極的に参加していきたいと思います。そして、講習会で得た知識と技術を臨床で生かし、多くの患者さんに還元できるように日々精進していきたいと思います。
最後になりましたが、講師の先生方をはじめ研修会運営に携わっておられた先生方に心からお礼を申し上げます。
 
市立奈良病院(奈良県) 作業療法士 藤末 隆
    今回私は1月15、16日に慶應義塾大学病院で開催された基礎研修会「手の評価セミナー」に参加させていただきました。遠方からの参加でしたが、私以外にも遠方からの参加者も多いという話を聞き、このセミナーの定評さを感じました。実際に参加してみて、日本各地から参加者が集まる理由が分かりました。私は日本ハンドセラピィ学会が開催する評価セミナーに参加するのは初めてでしたが、期待通りご高名な先生方の分かりやすい講義内容で、長い臨床経験によって得られた教科書には載っていないような知識や技術等も聞くことができて大変勉強になりました。
 2日間の講義では、どれも分かりやすく解説されており、翌日から臨床で応用できるものばかりで、臨床で欠かすことの出来ない手外科の評価について、概論からADLまで幅広い内容が網羅されていました。手外科に関わらずリハビリテーションにおいて、正確な評価が正しい治療に繋がると言われるように、日常で何気なく行っている評価の重要性を改めて感じると同時に、自分の評価に対する知識の浅さや意識の低さを痛感させられました。
 今回学んだ内容を踏まえ臨床に生かし、日々の臨床業務の中で評価技術を高めて患者様に還元していけるように、これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。