基礎研修会「評価セミナーin愛知」
医療法人興生会 相模台病院(神奈川) 作業療法士 落合由恵
   平成 23年7月9 、10 日の 2 日間、中部大学にて、日本ハンドセラピィ学会主催の「手の評価セミナー」に参加させていただきました。
 私は作業療法士1年目です。学校で教わった基本的な評価だけでは、実際の現場ではほとんど通用せず基礎的な部分に悩んでいました。今回の研修を通して、教科書だけでは吸収しきれないことをポイントをおさえたわかりやすい講義により、実践的な知識と実技を身に着けられたと思います。上肢から手指の機能的役割や評価法、手技、ADLへの介入と幅広い範囲が講義の中に組み込まれていました。とても興味深く、非常に内容の濃い貴重な内容ばかりでした。どの講義も意義や方法だけでなく、結果に対しての解釈や症例による臨床的な視点と対応など一歩進んだ範囲までを教授していただきました
。  実技では、臨床場面で必要とされてきているフィラメントを使用した演習でした。これは今後点数加算ができうる可能性の高い検査であり、実用可能なセラピスト育成のためのプロジェクトとのことでした。演習は個々の先生による実技指導であり、気軽に質問しやすい環境で実施されました。またランダムなグループ編制は他職場の人と交流がとれる良い機会になりました。今回は個人で参加させていただきましたが、講義を受けることで理解を深め、他職場の人と触れ合うことで一段と視野が広がりました。
 今後は、本セミナーで得た知識・技術を臨床場面で活用し、さらに自己研鑽してきたいと思います。
 貴重なお時間をありがとうございました。
 
桐生厚生総合病院(群馬県) 作業療法士 内木英寿
    今回私は、平成23年7月9日、10日に中京大学で開催された日本ハンドセラピィ学会主催の『基礎研修会・手の評価セミナー』に参加させて頂きました。参加した理由としては、ハンドセラピィの勉強を始めて2年目になりますが手の評価の再確認と、日々の治療の中で、患者様により良い治療を提供するために必要である、手の評価の大切さを改めて実感するために参加させていただきました。
 セミナーでは、概論、観察・面接、ROM、MMT、感覚、上肢機能、ADL、症例プレゼンテーションと講義内容も幅広く、基礎的な評価の方法から現在の評価の現状まで、症例をふまえながら細かく講義していただき、とてもわかりやすかったです。また今回の研修会では、少人数グループでのSemmes-Weinstein-Monofilament-Tests(SWT)の実技もあり、すぐに臨床に役立ち勉強になりました。
臨床場面では、慌ただしく過ぎてしまい評価をおろそかしまいがちでしたが、的確な評価から治療をする事で「useful hand」を早期に獲得出来る事を改めて実感する事ができました。
2日間のセミナーで、ハンドセラピィの第一線でご活躍されている諸先生方の講義を聞いて、改めて自分の評価の知識や技術不足を実感し、新たな課題や目標を見つけることができました。これから出会う患者様により良いハンドセラピィを提供していけるように精進していきたいと思います。
最後に、このような素晴らしいセミナーに参加させて頂きました事を感謝いたします。ありがとうございました。
 
名古屋掖済会病院(愛知) 作業療法士 稲垣慶之
   今回、基礎研究会「手の評価セミナー」に参加させていただきました。講義内容は関節可動域・観察・面接・感覚・筋力・上肢機能・ADLの評価方法に加え、症例プレゼンテーションと幅広い内容でした。日々の臨床で行っている評価ですが、評価結果の解釈に悩まされることも多くありました。評価セミナーでは評価手技だけでなく、評価結果の解釈まで講義していただきました。また、今回の評価セミナーから感覚検査の実技講習もあり、講師の先生方に直接指導していただき非常に有意義な時間を過ごすことができました。
 日々の臨床の中で受傷部分にばかり目を向け、関節可動域や筋力、感覚といった機能障害の評価に重きを置いていました。しかしADL・QOLを評価し、何ができて何ができないのかを知り、そのために機能障害の評価を行うべきだと感じました。自分が患者様を前に治療に携わっていることを再認識し、生活まで評価しアプローチしていけるようになりたいと思いました。
 私は一昨年に「入門セミナーin神戸」で解剖学や運動学を教えていただき、そして今回評価セミナーを受講しました。基礎セミナーでの知識が評価へと繋がっていくのを実感し、今後はさらに治療へと繋げていけるよう努力していきたいと思います。知識や技術の習得だけでなく、次なる目標も見つかる講義となりました。
 最後になりましたが、講義をしていただいた講師の先生方、また今回の評価セミナーの運営に携わった先生方に厚く御礼申し上げます。