基礎研修会「機能解剖・触診セミナーin福岡」2012
東京慈恵会医科大学附属病院(東京) 作業療法士  田口 健介
   今回,福岡で開催された「平成24年度 基礎研修会 機能解剖・触診セミナー」に参加しました。参加を希望した理由は,手外科疾患を担当する機会が多く,触診技術を高めて日々の臨床に活用したいと思ったことと,経験を重ねるにしたがって解剖学の知識の重要性を改めて強く感じ,ご高名な講師の先生方にご教授いただきたいと思ったからです。
 セミナーの内容は,1日目に肩・肘関節,2日目に手・手指関節が設定され,各部位の解剖学の座学と触診の実技がセットに組み立てられており,座学の内容が直後に実技で確認できるという理解しやすい構成となっていました。解剖学は,基礎的な内容だけでなく,症例の単純X線写真などが紹介され,臨床現場ですぐに活用できる知識を学ぶことができました。触診は2人1組になり,十分に時間を使って骨や筋の触診を実践することができました。うまく触診できない点や疑問点などは講師の先生方が直接ご指導に来てくださり,理解を深めることができました。とても充実していたためか,実技の時間はあっという間に過ぎてしまいました。
 懇親会にも出席させていただきましたが、講師の先生方とより近い距離でたくさんのお話することができました.先生方のハンドセラピィへの熱意を感じ,自らのモチベーションもより一層高まりました。
 2日間にわたってのセミナーでしたが,本当に内容の濃い研修会となりました。受講後は,早速,臨床場面で今回学んだ解剖学の知識や触診の技術を活用し,受講前よりも自信を持って治療を進めることができています。
 最後となりましたが、講師を務めてくださった先生方、開催にあたって準備を進めて下さった先生方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
愛野記念病院(長崎) 作業療法士  林 寛
   今回,11月10・11日に和白リハビリテーション学院(福岡)にて開催された「基礎研修会 機能解剖・触診セミナー」に参加させて頂きました.
 今回の研修会に参加させていただいたきっかけは,ハンドセラピィは解剖学の知識,触診の知識が必要不可欠であり,教科書を使い勉強をして覚えているつもりでも,いざ組織を触ってみようと思うと,自信が十分なく,また,触診しきれない部分があり,実際に触れることにより知識をより確かなものにしたいと思ったからです.
 講師は経験豊富な先生方で,講義も基礎から深いところまで,詳しく分かりやすいもので,終始講義に引き込まれていました.受講生とペアを組んでの触診の実技の時間は,講師の先生方が傍にいてくださり,正しく触診できているか不安な時にすぐに気軽に質問でき,「ここが○○だからこれが△△だよ」などと丁寧に教えてくださり,より分かりやすい触診の方法やコツも教えて下さりました.
 1日目の講義終了後の懇親会では,全国の先生方と話をする機会があり,お互いの施設でのセラピィの仕方,治療上の悩みを相談しあったり,臨床以外の話も盛り上がったりと,話が尽きることがなく時間内ではまだまだ足りない,笑いの絶えない懇親会となりました.
 2日間の講義で沢山のことを学ばせていただき,自分の知識の足りなさを痛感し,今回の講義で学ばせていただいた知識をより確かなものにできるよう自己研鑽に励み,患者様によりよいセラピィを提供できるようにしていきたいと思います.
 最後になりましたが,講師の先生方ならびにスタッフの先生の方々には感謝の気持ちでいっぱいです.ありがとうございました.