基礎研修会「機能解剖・触診セミナーin福岡」
南川整形外科病院(福岡) 作業療法士 原田恵利
   今回、福岡県で開催された認定ハンドセラピスト養成カリキュラム基礎研修会「機能解剖セミナー」に参加させて頂きました。2年前にも入門セミナーに参加し、その頃はハンドセラピィの勉強も半年程しか経験しておらず、右も左も分からない状態で、講義について行くのがやっとでした。あれから、臨床で数年経験しハンドセラピィと奥深さをつくづく感じ、知識が増える度、面白く感じています。
 その中で、基礎解剖はとても重要だと思います。手技なども大切ですが、基礎を知った上で応用や手技を取り入れた方が、しっかり身につくと思います。しかし、解剖は何度勉強しても忘れてしまう上、触診は実際触れられているのか不安に思うことが多くありました。
 解剖の復習と日頃の不安な部分を解決するためこのセミナーに参加させて頂きました。今回は、上肢を肩から手指の各関節について、有名な先生方が講義をして頂きました。講義内容は、骨の形態や関節のしくみ、骨につく腱や筋肉の働き、走行など詳しく教えていただき、休憩した後に前の講義の内容を含め、先生が直接モデルの方の身体にマーカーで骨や腱をランドマークし、触診のやり方をとても分かり易く教えて頂きました。その後、受講者がペアになり実際触診を行いました。受講者に対して先生方が多くいた為、分からない事や、ラウンドマークがここであっているのか確認に対して、すぐに対応して下さり、とても充実した時間を過ごすことができました。また、触診の内容でない日頃臨床で悩んでいる質問に対しても快く答えて頂き、先生方がどのように考え、どこに着目して治療を行っているかなどより深く知ることができとても貴重な時間を過ごすことができました。
 講義を終え、病院に帰り患者さんへのセラピィを行う際、今までとは違った視点で治療を行えたと思います。体表から筋や骨を的確に触れられるようになることで、自身のセラピィに自信が持て、治療効果も上がると思います。
 今回、講義をして頂いた先生方、運営に携わったスタッフの先生方に深く御礼申し上げます。